著者|編集部
ジャンル|書物学
出版社|勉誠出版
電子版発売日|2017年4月
ファイル形式|PDF
推奨環境|「Win」「Mac」「Android OS」「iOS」
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電子版◆冊子版 販売
いまなお人びとを魅了してやまない博物学者・南方熊楠。
近年、熊楠邸所蔵資料の網羅的かつ詳細な調査により、これまで知られることのなかった、さまざまな事実が明らかになってきた。
彼の読書体験の実態は如何なるものであったのか。
熊楠をめぐり、人びとそして書物はどのように動いたのか。
「知の巨人」との対話の最前線から見えてきた熊楠の新たな側面を紹介する。
【タイトル別分売】
○南方熊楠と『エンサイクロペディア・ブリタニカ』 著:志村真幸 価格:200円
○江戸博物学との対話 著:郷間秀夫 価格:200円
○まぼろしの単行本構想 著:田村義也 価格:200円
○コレクションの帰趨 著:川島昭夫 価格:200円
○対談◎国文学研究の国際展開―著作権・データ・図書館
著:今西祐一郎×横田カーター啓子 価格:200円
○書物の声を聞く―書誌学入門【第一〇回】 著:佐々木孝浩 価格:200円
○江戸時代の古文書の読み方⑩―村議定 著:白川部達夫 価格:200円
○書籍文化史料片々[其之十]
古書漁りの余得―『官版単語篇』領収書と上野尚志書状― 著:鈴木俊幸 価格:200円
○ベストセラーと雑誌の出版史⑩ 著:植田康夫 価格:200円
○渡部昇一先生の個人図書館 著:渡部昇一 価格:200円
○愛書家としての魯迅④…上海での愛書癖開花と美術書出版への傾斜(二) 著:瀧本弘之 価格:200円
○英国愛書家の系譜⑧ 国王を立腹させた学者 ピーター・ヘイリンの場合 著:髙宮利行 価格:200円
○西洋古書の遠近法 Perspective of Western Old Books Vol.2
最初にページ付けをした本、ペロッティ『ラテン語の豊穣の角』をめぐって
著:雪嶋宏一 価格:200円
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