著者|編集部
ジャンル|書物学
出版社|勉誠出版
電子版発売日|2018年8月
ファイル形式|PDF
推奨環境|「Win」「Mac」「Android OS」「iOS」
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電子版◆冊子版 販売
蔵書から辿る知の営為
平安中期以降急速に台頭し、数多くの儒者が輩出した家として名高い清原家。その蔵書は、累代の学問の家の営為を今に伝えるものである。
儒教経典の考究に関する経書のみならず、幼学書や兵書、御成敗式目等、幅広い典籍が描き出す知の沃野を多数のカラー図版とともに紹介する。
【タイトル別分売】
○清原家の学問体系と蔵書 著:佐藤道生 価格:200円
○『御成敗式目』と清原家 著:山田尚子 価格:200円
○高野版への眼差し―伝領・書き入れ・古活字版 著:海野圭介 価格:200円
○近世初期の禅籍を散策する 著:ディディエ・ダヴァン 価格:200円
○本を楽しむ 思想との交信―漱石文学のありか…【下】 著:野網摩利子 価格:200円
○書物の声を聞く―書誌学入門【第十三回】 著:佐々木孝浩 価格:200円
○江戸時代の古文書の読み方⑬―人別送状 著:白川部達夫 価格:200円
○書籍文化史料片々[其之十三]陸前古川における新聞・雑誌・書籍の流通
―領収証の束から浮かび上がるもの 著:鈴木俊幸 価格:200円
○本を楽しむ 地図を読む―ヨーロッパの世界地図、中世からルネサンスにかけて
著:ナタリア・ペトロフスカイヤ 価格:200円
○西洋古書の遠近法 Perspective of Western Old Books Vol.5
ジョン・バスカヴィルの美しい印刷本 著:雪嶋宏一 価格:200円
○英国愛書家の系譜⑪
好古家でケンブリッジ大学への篤志家ロバート・ヘア 著:髙宮利行 価格:200円
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