著者|編集部
ジャンル|書物学
出版社|勉誠出版
電子版発売日|2019年10月
ファイル形式|PDF
推奨環境|「Win」「Mac」「Android OS」「iOS」
(タブレット・スマートフォン閲覧の場合は「AdobeReader」アプリ推奨)
電子版◆冊子版 販売
本文(テクスト)とは何か。
書物というメディアは何を伝えるものなのか。
「編集文献学」という本文校訂・本文批判をめぐる真摯な視点が、既成概念へ揺さぶりをかける。
グローバル化、デジタル化、学際化…。さまざまな枠組みを越えた展開を要請されるこれからの人文学を考えるための水先案内。
【タイトル別分売】
○編集文献学の可能性 著:明星聖子 価格:200円
○注釈の編集文献学―ヨーロッパ中世文学と注解書写本 著:松田隆美 価格:200円
○古典文献学の可能性 著:納富信留 価格:200円
○ラハマン・メソッドとはなにか
―セバスティアーノ・ティンパナーロ『ラハマン・メソッドの創成』をめぐって
著:伊藤博明 価格:200円
○4つのヘルダーリン著作集―史的批判版の実際 著:矢羽々崇 価格:200円
○ハンス・ヴァルター・ガブラーによるジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』編集
―英米系とドイツ系の編集理論の相克 著:中谷 崇 価格:200円
○古版本を教室に 著:井出 新 価格:200円
○本を楽しむ 明星大学のシェイクスピア戯曲集初版の謎 著:山田昭廣 価格:200円
○西洋古書の遠近法 Perspective of Western Old Books Vol.8
古書に挟み込まれた人生の1ページ―ルートヴィヒ・リースのロンドン滞在
著:雪嶋宏一 価格:200円
○英国愛書家の系譜⑮ フローレンスとチャーリー・チャップリンの知られざる過去
著:髙宮利行 価格:200円
○書物の声を聞く―書誌学入門【第十七回】袋綴の周辺(その二) 著:佐々木孝浩 価格:200円
○愛書家としての魯迅⑨ 装幀―書籍デザインの人々【陶元慶Ⅱ】 著:瀧本弘之 価格:200円
○江戸時代の古文書の読み方⑰―屋敷の通路争い 著:白川部達夫 価格:200円
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