販売価格(税込)
¥5,200
著者|八木下孝雄
ジャンル|日本語学
出版社|勉誠出版
電子版発売日|2018年9月
ファイル形式|PDF
推奨環境|「Win」・「Mac」・「Android OS」・「iOS」
(タブレット・スマートフォン閲覧の場合は「AdobeReader」アプリ推奨)
冊子版◆電子版 販売
「バタくさい」文章はどのようにして生まれたか?
近代、西欧の言語は、日本語の語彙・文法・文体等に大きな影響を与えた。
とくに、欧文を直訳的に翻訳した表現は、新たな発想を促し、表現構造を産むことで、日本語を活性化させてきた。
今もなお日本語に根付く欧文直訳的表現は、外国語を受け入れるなかで、どのように生成・受容されてきたのか?
英語教育における欧文訓読を鍵に、文・句・文法のレベルで翻訳を捉え、近代語の成立過程の一端を明らかにする。
★欧文直訳的表現とは…
「one of the …est/最も…のなかの一つ」、「 from the … point of view/…の見地からすれば」のように、近代において、欧文を直訳したことであらわれたとされる日本語表現のこと。
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