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販売価格(税込)
¥200

著者鈴木俊幸

ジャンル分売 書物学 2

出版社勉誠出版

電子版発売日2014年5月

ファイル形式PDF

推奨環境「Win」「Mac」「Android OS 4.4」「iOS 7」
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19世紀になるころから、三都や名古屋等早くから書籍業の盛んであった地域以外にも書店が多数出来はじめ、地域において盛んな営業を展開していった。それは、全国規模で書籍流通網がきめ細かく整備されていくことを意味する。書籍の生産地から、需要に応じて、書籍がすみずみにまで行き渡るような態勢が整い始めたわけで、書籍受容者層の厚みが広範に増していったことを物語る。そしてそれは、都市の文化が広く共有され、全国規模で情報が均一化されていくことでもあった。往来物、また浮世絵や草双紙などの草紙類は、その状況を切り開く尖兵の役割を演じたのである。
今回は、甲府の書店が発行した引札を取り上げ、江戸の都市文化がこの地にも及んでいる様相を眺めてみる。