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販売価格(税込)
¥200

著者鈴木俊幸

ジャンル分売 書物学 6

出版社勉誠出版

電子版発売日2015年12月

ファイル形式PDF

推奨環境「Win」「Mac」「Android OS 4.4」「iOS 7」
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19世紀に入って、主要な地方都市の本屋が飛躍的に営業規模を拡大していく。それは、三都と地方都市とを結ぶ書籍流通網の整備を意味すると同時に、それら地方都市を中継してさらにその先へと広がる流通の網の目の成立をも意味しよう。これは都市部以外における書籍需要の高まり、民間における知の底上げを背景としている。すなわち、書籍の流通に目をこらせば、多くを語らぬ普通の人々の生活、その中に書籍の文化が色濃く浸透していく様子が浮かび上がってくる。今回は、江戸と北関東、さらに東北地方とを結ぶ流通の要所であった佐原の本屋正文堂釡屋利兵衛に焦点を当てて、この時代の書籍流通についてちょっとだけ考えてみる。